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【雑記】ロードバイク乗りを嫌う理由・嫌われる理由

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【雑記】ロードバイク乗りを嫌う理由・嫌われる理由

自分は下級グレードながらロードバイクは所有しており、近所を時折走り回っている。
普通にジョギングに使うような緩い格好で、普通にランニングシューズを履いて、Amazonで見つけた、ダサいが安っすいサイクリング用グローブと、かろうじて許せたシンプルなデザインのヘルメットと、目の保護にゴーグルを装着し、ドロップハンドル右側に大きめのバックミラーを追加して、ランニングでダメージを与えた膝を痛めつけない程度?のスローペースでサイクリングを楽しんでいるのだが、いつもいつも楽しい訳ではなく、思うところがいくつかある。
要するに、車に幅寄せという名の意地悪をされたりしちゃう訳である。
走行が遅めだからだろうか……追い越される時は加速しないよう気を回していたのだが、あまり効果は無いようであった。


今回のお題は、ロードバイクという乗り物と、それに乗る人々の一部に対する批判である。
彼らにだって言い分はあるだろうが、それは自分のような中途半端な所有者ではなく、心からロードバイクを愛する人によって釈明されるべきだろうから、本エントリーでは特に配慮しない。気を悪くされたら申し訳ない次第であるが、どちらかといえば自動車・バイク寄りの人間の意見だと思って頂ければ幸いである。
「自分はそんなんじゃないよ!」と思えたのなら、あなたは本エントリーで批判している対象のロード乗りではない。そこは自信をもっていただきたい。



◆なぜ、ロードバイク乗りが嫌い/嫌われるのか?

理由は様々だが、個人的には「概して身勝手だから」の一言に尽きる。
ただ、その”身勝手”に至るまでのプロセスを真面目に考える人は基本的にいないため、ロードバイクにまたがっている人々の思考は自動車のドライバーやバイクのライダーには理解されないことが多かったと思う。それに関しては自動車やバイク側も、ロードバイク乗りの思考を理解する必要がある。怒るのであればその後でやったほうが良いだろう。



で、ロードバイクの身勝手行動とは何か?
思い付く限り列挙すると以下になる。

1:後方確認を怠る(道交法違反)
2:右左折の手信号を怠る(道交法違反)
3:トレインと称して縦方向に群れて固まる(道交法違反)
4:追い抜く力は脆弱なのに、前に出しゃばりたがり、かつ譲ろうとしない(道交法違反)
5:無謀なすり抜け(道交法違反、ただしバイクと一部共通する問題)
6:軽量化のためにスタンドすら装着をさぼり、店舗や施設にもたれかけさせたがる、自らも長時間へたり込む(迷惑行為)。ペダル固定用の金具(クリート)をシューズにつけたまま店舗内を歩き回る(器物破損)
7:走り続けることや操縦することに意識の8割は持っていかれており、他に意識を向け(られ)ていないため、結果として道路の周囲に無頓着になっている(事故のリスク)


ツーリングに適した道路を通ったことのあるかたなら、ぴちぴちのツール・ド・フランスよろしく蛍光色ウェアを着込んだロードバイク乗りを何度か見かけたことがあるだろうし、上記1~7のいずれかまたは複数該当する、ダメな感じのロードバイク乗りを見たこともあると思う。少なくとも自分は星の数ほどその手の輩を見てきたが、彼らの行動原理と態度は以前から全く変わっていない。

・道交法にことごとく背く行為の目立つ(一部の)ロードバイク乗り
そんな馬鹿な、と言われるかも知れないが、1~5は全て、「円滑な交通と障害防止」を目的とした道交法に対する違反である。ただし、処罰対象かどうかは別で、それについては本エントリーでは述べない。
ここで明らかに問題になるのは1~3。自身の進路変更を周囲に知らせることなく急に方向転換することはテロリストにも等しい迷惑甚だしい違反行為である、という認識がロードバイク乗りの多くには決定的に欠けている。ほぼ皆無と言ってしまって良いかも知れない。そうでなければ、「トレイン」などという迷惑行為を公道でしでかす訳がない。
トレインの何が迷惑か? もちろんそれは、より機動力の高い自動車が彼らを追い抜くことを阻害するからである。円滑な交通の妨げになっていることを認識すべきである。

・すり抜け問題は円満解決が困難
ただし、ロードバイクの問題のいくつかはエンジン付きのほうのバイクにも当てはまる。例えば上記の5。すり抜けについてはライダー諸氏にとってもやや胸の痛む(そして後ろめたい)トピックであると考える。それに関して、少なくともライダーとロードバイク乗りの間では「お互いさま」であろう。

・自分のことしか考えていない(考える余裕もない)がゆえに起きる問題
上記6と7はロードバイク乗りに固有で起きることと言って良いだろう。人の価値観なんぞ人それぞれと言えばそれまで。しかし、自立さえ出来ないだらしない乗り物を乗り回し、あまつさえコンビニ、スーパー等の商業施設に持ち込み、他人の資産である建物に接触させることに何の躊躇もないのだとしたら、それは重大な問題だ。足にクリートのついたシューズのまま、ガチャガチャ床を傷つけながら歩いている50代のオッサン2人組を見たときは開いた口が塞がらなかった。どこまでも自己中心的で視野が狭く、周囲と調和する発想のない独善的なスタイル。ロードバイク好きからは反論がある言い方だろうが、少なくとも自分は、そういった身勝手な人種を見かけるたびにそう感じている。
走行中の話ではないが、電車移動時にロードバイクを持ち込んでいた男性が、電車の手すりにぶら下がって懸垂を始めたときはなんとコメントしたら良いか判断に迷った。
今なら分かる。「自分のことしか見えていないだろ、間抜け野郎」って言うべき事案だ。

7なんかも結局は、走ることとバランスをとることで一杯一杯で、後方から自動車が迫っていることに気がついてはいても振り向いて状況確認する余力がない(バランスを崩すから、ペースが落ちるから)。ドロップハンドルに大型のミラーを装着すれば後方確認できるようになるが、それをやっているロードバイク乗りは極少数。結局は自動車の追い抜き操作に自分を託しているのが現状だ。
自動車やバイクは、そうはならない。機動力を要する判断(抜くか抜かされるか)は運転手が決め、それを実行することができるし、運転中必ず、周囲を見渡して状況判断をする=頭を回すゆとりがある。そのゆとりは、原動機=エンジンによって確保される。走りながら運動していて自分自身のことで手一杯のロードバイクとはその点が決定的に違うのだ。
フレームを傷つけたくないという屁理屈でスタンド装着さえ拒否し、グラム単位で車体と自分自身を軽量化しスパルタンに追い込んでいくスタイルは、理解出来ない世界ではない。ストイックでやりがいもあるのだろうと思う。がやはり、どのレベルまでそれをやって許されるのか、周囲に迷惑を掛けていないか、自分の行いが他人の目にどう映っているのか、今一度熟考すべきだ。カタカナ語で飾り付けた意識高いロードバイク乗りの世界が、実は侮蔑と嘲笑の目で馬鹿にされているかも知れないのだから。

車もバイクも結局は同じなんだが、本物のレースに憧れた結果、公共の迷惑もかえりみずに好き放題やってしまっては、いずれ規制がかかって10どころか1さえも出来なくなっちゃうんだよ、と申し上げたい次第である。



◆今後、ロードバイクはどうなっていくと思うか?


当方は大して興味のない世界なのだが、電動バイクが今の自転車メーカーのイチオシのようだ。
個人的に贔屓にしていた宮田自転車もそうなっているし、他のメーカーもそうなっているのだと思う。
ソレに対して、現行の自転車、とりわけスピードと長距離走行に特化されたロードバイクの取扱いがどうなっていくかについては、正直ファンでもない自分には分からない。

e-Bikeがロードバイクの完全な代替になることはないと思う。両者は似て非なる乗り物であり、いまロードバイクを好きな層がホイホイ乗り換えるとは思えないからだ。特に、トレーニングを目的としてロードバイクに乗る層は。だからロードバイクが絶滅することはないと思う。
他方、バイクと同様に高齢化は進むのではなかろうか。そのスパルタな味付けゆえに。その狭いストイックな世界ゆえに。

自分は、ロードバイクを含めた自転車は免許制として自動車同様の法の支配を受けるべきだし、原付1種程度とは言わないが、ある程度の税金を納付すべきだと考えている。そうすることでロードバイクファンもようやく、バイクや自動車の受容してきた法の制約と責任を理解するようになるだろうから。せめて免許証を入れたお財布くらいは持ち歩くようになるだろうから。
公道の意味を理解してもらうにはそれが最も合理的と考えている。

「税金も納めとらんクズチャリ風情が公道をふさぐんじゃねぇ、コラァーー!!」

などと、怒鳴られなくなると思うので、日本全国津々浦々の自転車愛好家のためにもお国には導入をお勧めしたい。



本エントリーとは特に関連はないが、拝読して興味深かった記事をご紹介。


・「ロードバイクがオワコン化 モテない 不人気 低迷の原因をてきとう考察」/ B4C
https://b4c.jp/the-end-of-roadbike/

・自転車は車道を走る『義務』があるとか言ってるの『はぁ?』って思うわ / rasiran
https://rasiran.net/bicycle-riding-manners/

以上.
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