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ねぎみそは、おいしい(゚∀゚)

【車】GJアテンザ感想(走行約9000km時点)

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【車】GJアテンザ感想(走行約9000km時点)

後期型のGJアテンザ(四駆、MT)を購入して半年経った。
何度も感想を書こうとして書けなかったが、少しずつ書き足していこうと思う。
画像は後から足せる物は足す、よてい。


◆[みため]外観

・美しさと、かっこよさと、ちょい悪を兼ね備えた、Dセグメントらしいゆとりを持った大型セダン。
・アクセラを見た後にアテンザを見ると、フロントが左右に間延びしているように見える。
・セダンはリアのCピラーのラインが美しい。ワゴンはテールのカーブが良い。
・犬の鼻のようにも?みえる?フロントグリルで敬遠するかたがいらっしゃるとか、なんとか。
・フロントタイヤ上部のラインが大変セクシーなので、アテンザを見掛けたらチェックしてみてください。
・スポーツカーと並ぶと、比較して高い車高がバレますが、スポーティーセダンにしては頑張ったと思う。
・何よりすごいと思うのは、デザインだけならそこいらの外車より洗練されて見えること。もちろん、質や豪華さではドイツの高級車に負けるんだろうけど、最近のマツダ車はデザインが大変よろしい。やっぱり見た目は大事です。

▼目つき、フロントから運転室までのライン、後部座席からテールまでのフォルム。どれをとっても美しい。フロントの個性は好みがわかれても仕方ないと思う。
 










◆[みため]内装

・インパネ、メーター周りは外連味のないシンプルさ、だが安っぽくはない。
・どう見ても欧州車をベンチマークにして作られた感アリだが、ガンダムのコクピットみたいなギンギラギンを望むのでなければ、必要十分だろうと思う。
・自分が選んだシートはごくふつうのファブリックだが、さっぱり感のある、そこそこの質感がある生地である。合皮のシートでもよかったが、Lパッケージ高ぇよ(°∀°)
・レビューで散々紹介されてるが、セダンはワゴンより8cmほど全長が長く、ほぼ後部座席のスペースに使われているため、セダンの後部の足のスペースは特筆もの。全員が無理なく乗れる。ギリギリスペースの5ナンバー車ではあり得ないゆとりがある。

▼内装はまだ、あんまり写真がないです。ご容赦。



◆[はしり]車重を考えればとても軽い走り出しと、SKYACTIV車独特の「ため」
・加速力42kgmを誇るSKYACTIV-D 2.2ディーゼルツインターボエンジン。出だしにそのピークが訪れるため、街乗り、郊外、高速いずれのステージでも難なく速度を合わせ、加速していける。
・アテンザXDを始め、SKYACTIV-Dの名の付くマツダ車全てのアイデンティティがこのエンジン。
・しかし、乗ってる当人は暴走することよりも、いかにスムーズにギアを繋いで気持ちよく加速するか、に拘るように仕向けられる。他のかたは判らんが、自分はそうなる。
・SKYACTIV車は、人間の感覚に合わせて敢えてアクセル踏み込みから燃料注入までのタイムラグを少し、設けている。ダイレクトなフィール命のGTカー好きはこの点に注意するべきかもしれない。→サーキットの狼になったり、やんちゃするための車ではない。
・ジェントルな運転をするかたには問題にならないどころか、ほんのわずか、ためて待ってくれる感覚に喜びを感じ取れることであろう。
・たまに、高速で急加速が欲しい時に介入されることがあるが、急加速自体がアレなので悔い改めましょう。

▼ビッグパワーを絞り出す、直4 2.2リッター ディーゼルツインターボ。型式:SH-VPTR。タービン、I/C、補機類含め、大容量のアテンザのEgルーム一杯に詰め込まれている。




◆[はしり]減速時に思い知る車重と、前後重量比
・十字路を右左折時、ちゃんと減速しないと、鼻の重さを実感することになる。
・余り指摘されてないが、アテンザXDはかなりのフロントヘビー車。たぶん、フロントタイヤのグリップに頼っていたらあっと言う間に山が失せると思われる。
・フロントヘビー故に、上り坂の重量バランスがよろしく、下りでしぬ。(°∀°)  峠の下りはおとなしく軽量車に道を譲るべし。
・ハンドリングがだめかというと、そんなことはない。ちゃんと四輪が仕事して、曲がってくれる。
・筆者の前の車(せぶん)のせいという説もあり。



◆[はしり]水を得た魚の如く疾走する高速道路と、クルーズコントロール
・アテンザにとって高速道路は天国のようなもの。
・2.2ディーゼルツインターボは、80~150km/hでは大変スムーズに速度が乗る。このため、高速巡航となる80~約120が気持ちいい。
・長距離移動するなら、レーダークルーズコントロールのオプションはiPhoneを質に売ってでもつけるべし。任せられるところをクルコンに任せ、大事なところは制御する。抜きたいところと、そうでないところを絶妙に突いてくれる。
・今時珍しく、MT車にもクルコンが付けられる。
・クルコンに頼りすぎるとコーナーでしぬので、設定速度は大人のゆとりをもって。


◆[はしり]燃費
・4駆MTのアテンザ、つまり全備重量1580kgのアテンザで、最高で平均燃費20.1。
・給油までの最低平均は、12後半くらい。(都市部)
・高速でクルコンつけてると簡単に18をこえる。
・DPF燃焼もいつの間にか終わるので、個人的には気にならない。
・実燃費が公称の半分くらいになる某ハイブリッド車よりは、正直でよろしい結果だと思える。
・燃費は車に出してもらうんじゃなく、ドライバーの心掛けです。

▼真夏(外気センサーに注目)だと、このくらいまでは落ちる。それでも半端な軽よりはマシだろう。



◆[はしり]マニュアルトランスミッション
・シフトフィールはそこそこ良い。ルノー車みたいなスコスコな滑らかさはないが、ギアを入れにくいと感じることは殆どない。
・個体差かも知れないが、3速に入れるときに微妙な引っかかりを感じることがあるが、欠点と思うことはないだろう。
・走り出し。ローギアはすぐフケてしまう。2速で出だしの加速は十分。3速でだいたいの軽やエコカーはついてこなくなる。4速はアテンザの気持ちいゾーンだが、速度乗りすぎに注意。5速は下道で使える現実上の限度。6速は高速専用。
・減速。排気量と車体重量から、エンブレはあまり期待できない。気持ち長めに減速距離を確保し、なるべくブレーキを踏むのを遅らすのに使うとスムーズ。
・2速エンブレから停止直前までもっていけたとき、ニヤリとなる。

◆[はしり]後輪の駆動タイミング
・正直、いつ駆動してるかはよくわからない。
・テールスライドさせるときによく言われる、「お尻で感じろ」系の知覚は、自分にはムリでした。
・強いて言うなら、曲がってる最中にアクセルを軽く踏むと車体がトラクションでコーナーに切れ込む感覚がある。この時後輪が仕事してるんだな、とボンヤリ判る程度。これはFF車にはないと思われる。
・たぶん、雪道にいけば存分に後輪の仕事っぷりを理解できると思う。北国に行ったら、デフを焼かない程度にやってみます。


◆[はしり]アテンザセダンの視界
・すごく視界が広いという訳ではないが、前方、左右、後方ともに特に問題はない。
・強いて言えば、左右の近距離を知覚しにくい。サイドミラーの角度に悩むかもしれない。
・ルームミラーの減光機構は大変便利。後続のハイビームにイライラしなくなる。
・長い車であることには間違いないので、漫然運転していると内輪差でヒヤリハット、確定的に明らか。(自戒)
・その他は、各種センサーがいい仕事をしてくれる。左右のレーンチェンジの警告に救われたドライバーは多いと思われる。

◆[そのた]乗り心地と機器の操作感
・アテンザの足まわりの味は、段差を低速で抜けたときと高速走行時によく表れる。低速時はどちらかというとフランス車のようにしなやかに揺れ、高速走行時は、道にもよるが、高速を走っていることを忘れそうなほどピタリと安定し、揺れない。
・敢えてロールする足と言われるが、よほど振り回さない限り外向きGでウエェとはならないのではないか。
・ウィンカー、ワイパースイッチの操作感はもう一声欲しかった。カチッとクリック感のあるフィールが良かった。
・細かいことだが、右左折時、道の構造上どうしても一度ウィンカーがきえる時に再度、ウィンカーを入れ直そうとすると妙な引っかかりがある。ここはダメなポイントかなと思う。
・マツコネ。日本製地図に変わってから普通のナビに戻りました。ナビこだわるかたには嬉しくないかもね。
・Bluetoothオーディオ、BT2.xのウォークマン(A769)だとほとんど再生できず。iPhone、Xperiaは概ねよし。
・BOSEオーディオは音質はさっぱり風味、メリハリあってよろしいと思われます。

◆[そのた]日常のメンテナンスと洗車
・SKYACTIV-D車は、たまに郊外や高速を走り、DPFを燃やさせること。これを怠ると最悪、入院が必要になる。
・オイルは、財力が許す限り早めが良い、なんてのはディーゼルに限らずどの車も同じ。
・気になったのは、高速走行後の停車時。アフターアイドルなしにエンジンが停まることがある。タービン大丈夫なのか(°∀°)、、
・バッテリー等、電送系はまだわからないので、評価から除外。


◆[そのた]総合評価

・がっしりゆとりのあるセダンであるゆえ、体格がおおきめのカップル、ないしはニイチャンにおすすめ。
・1840mmの幅は大して気にならない。正しくはなるが、買うのをやめるほどの事ではない。立駐のかたは、、、Amen。
・2.2ディーゼルツインターボをMTの大型セダン・ワゴンで味わわせてくれるマツダさんマジありがとう。
・同じエンジンを積むアクセラXDと比べると、パワー漲る感はアクセラ、得も知れぬ心地よい安定感はアテンザが秀でるとおもた。
・ FFベースだが、安全運転する限りハンドリング応答は優秀である。安定感も先代から引き継いでいる。フロントサスがマクファーソン・ストラットになったことの影響は、よくわからない。。揺れかたが少し違うかな?ていど。



次のモデルでFP化が検討されてるらしいが、良い意味でBMWをお手本にして、操って楽しいMT車を残しつつ、良いクルマを作り続けてほしい、と切に願う。
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